「背景の消込」のお話
- スタジオムーン

- 1 日前
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更新日:7 時間前
カメラマンの「Yashiki」です。 Yashikiが、撮影のこと、お店のこと、お客様のこと、会社のこと、マーケットのことetc 綴ってみたいと思います。
カメラマンの「Yashiki」は、スタジオムーンを運営する会社、株式会社ラプラスのオーナー兼代表取締役でもあります。
この時代ですが、文章はあえてAIに頼らず、自分の素直な気持ちを、自分の言葉で伝えていこうと思います。
お付き合い、よろしくお願いいたします。
今回は、撮影が終わった後の補正のお話です。
補正にも種類があります。
1:色合いや明るさなどの補正。
2:今回お話しする「背景の消込」の補正
3:お肌や青空の補正。
実は、この2番と3番を実施していない撮影スタジオさんがほとんどです。
1もしないカメラマンもいるようですが、フォトウエディングのような
一生に一度の特別な記念撮影で、1番も実施しないカメラマンは言語道断です。
ですが、特に安価なスタジオさんは、この2番と3番も実施しないスタジオがほとんどのようですが
どうして実施しないのでしょう…
理由は技術もあるでしょうが、実際は手間以外にないでしょうが、
どうして手間を掛けないのでしょうか?

理由は簡単です。
時間が掛かるからです。
では時間を掛ければ良いのでは?と思うでしょうが
依頼を受けて撮影をしている、または雇われて撮影をしているカメラマンでしたら
補正に掛かる時間と、収入のバランスが合わないと思います。
撮影の代金が、とても安価なスタジオさんは、補正をしないのは仕方ないです。
手間を掛けてられませんので
では、実際にどのような作業をするのでしょうか?

私の場合は、実際に背景の消込に使用するレタッチソフトは「フォトショップ」というソフトになります。
消込みって、実際にどのような作業があるのか?
イメージしてみてください。
沖縄のビーチで、フォトウエディングで撮影した写真を、大きなモニターで見返してみます。
Q:カップルと海と空と樹木 以外に何が映っているでしょうか?
A:たーーーくさん、色々な物が映り込んでいます。
映り込まないように撮影しても、絶対に色々な物が映っています。
恩納村の自然溢れるロケーションでも、色々と映り込みます。
例えば
1:カップル以外の人物(それも一杯)
2:海に浮かぶネット
3:海に浮かぶ、船の誘導用のウキや杭
4:建物
5:足元には漂流物(ゴミや海藻など)
6:カップルの映ってはいけないようなもの(ドレスの中の足とか…)
そうなんです。
細かく見たら、嫌になるくらい映っています。
私がお客様なら、色々と映り込んでいる写真は嫌だと思うでしょうね…。
たまに他のスタジオさんの写真をみたら、これは消さなきゃ…という写真が多いです。
だから私は消し込みます。
自分が嫌だからです。

今やAIの時代。
皆さん、AIがパッパっと消してくれると思ったら大間違いです。
AIは優秀です。
ですが、必要か不要かの判断が出来ません。
例えば
自宅の家に、昔に海外で買った思い出深い、少々年季の入った綺麗な指輪が床に落ちていたとします。
その時、ロボット掃除機がその指輪の前にやってきました。
AIの掃除機はどうするでしょうか?
その大切なものか、床に落ちたゴミか 判断できませんよね(笑)
躊躇なく吸い取ってしまうか、
吸い取り切れずに残ってしまうか、
はたまた吸いきれず掃除機が故障するか
それと同じで、さすがにAIに消込むものかどうか、細かな判断はできません
だから、写真の消込み作業は、ひとつ、ひとつ、私の目で見てアナログに消しているのです。

Q:消込の作業、時間はかからないのでしょうか?
A:メチャクチャ掛かります。
それでも私は、お客様の気持ちになって頑張ります。
この作業をしている時
「お客様は消し込んだあとの写真をみるので、この苦労が分からないのだろうな~」
と思って作業しています。
ですが逆に、この消込みの作業が、お客様に納品した写真で分かるようでしたら
それはそれで、カメラマンとしては失格です。
写真一枚一枚がお客様にとっては「作品」です
だから、お客様にはばれないように、頑張って時間を掛けて、消しています。
もしかしたら、女性のお化粧と感覚は似ているかもしれません(;^_^A
「スタジオムーンの写真は美しい」と言ってもらえるように、
これからも消込の補正作業、コツコツと頑張ります。

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スタジオムーン
住所:沖縄県国頭郡恩納村前兼久53-3 3F
TEL :098-923-3330/080-4699-4367






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